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2019年にフルモデルチェンジをした唯一無二のミニバンSUVである
三菱・新型デリカD:5。今回はトヨタの人気ミニバンのエスクァイアと比較します。
出典:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/special/
三菱・新型デリカD:5は2019年に先代のデリカD:5に代わり登場しました。
デザインを一新し、フロントマスクに三菱自動車の代名詞であるダイナミックシールドを採用し、力強い印象を与えています。
パワートレインは先代のガソリンモデルを廃止し、新規設計の2.2L クリーンディーゼルエンジンとATを採用。
ディーゼルエンジンの低回転から高トルクを発生できる特性に加え、新規設計により最大トルクは驚異の380N・mを発生します。力強い加速でより快適にドライブを楽しめます。
出典:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/usp/performance.html
トヨタ・エスクァイアは2014年に登場したトヨタ自動車のミニバンです。ノアやヴォクシーを基により高級感を持たせたモデルです。
ガソリン車とハイブリッド車が選択でき、2WDと4WDが選択できます。また、兄弟車のヴォクシー、ノアとともに車体重量が1700kgでミニバンにしては軽く作られています。
出典:https://toyota.jp/voxy/grade/?padid=from_voxy_feature_navi-menu_grade
【三菱・新型デリカD5】VS【エスクァイア】 価格比較!
ページコンテンツ
出典:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/grade/index.html
出典:https://toyota.jp/esquire/option/modellista1/?padid=from_esquire_gallery_customize_modellista1
三菱・新型デリカD:5 :3,913,800円〜4,489,100円
トヨタ エスクァイア:2,963,400円~3,460,600円
トヨタのエスクァイアの方が安い価格設定になっています。
これはエスクァイアがノア、ヴォクシーという兄弟車とフレームやエンジンを共通で作られているためで、同じ形状でたくさん作る分、スケールメリットで1台当たりのコストを減らせているようです。このように兄弟車をつくる例はほかにも86とBRZやロッキーとライズなどいくつかあります。
また、車両が1500kg~1700kgとミニバンにしては軽量に作られているのも特徴です。燃費を少しでも良くするため、車体や内装などを軽いものに変更しているようです。
一方三菱新型デリカD:5は3913800円からとトヨタのエスクァイアに対して高くなっています。
これは生産台数がトヨタのミニバンに対して少なく、スケールメリットを出すことが難しい点ももちろんありますが、安全装備が充実していること、ディーゼルエンジンと環境対策の装置にお金がかかっているためだと思われます。
三菱新型・デリカD:5は全グレードに衝突被害軽減ブレーキやレーダークルーズコントロールシステム、誤発進抑制機能を搭載しています。
衝突被害軽減ブレーキはレーザーカメラとカメラ、電波式レーダーを用いてクルマの前にある障害物や自動車、歩行者などを検知し、ブレーキをアシストする機能です。
レーダークルーズコントロールは車線をカメラで検知し、車線からはみ出していないか検知します。
そして誤発進抑制機能は踏み間違えて急発進しそうになった際に車を急に動かさないように制御する機能です。高齢車の方にはもちろん、運転初心者の方にもおすすめの機能です。
このような機能が全グレードに搭載されている分、金額がエスクァイアに比べ高くなっているのでしょう。
というわけで、価格はエスクァイアに軍配。
【三菱・新型デリカD5】VS【エスクァイア】 大きさ比較!
出典:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/grade/index.html
三菱 新型デリカD:5: 全長4800 / 全幅1795 / 全高1875
出典:https://toyota.jp/esquire/option/modellista1/?padid=from_esquire_gallery_customize_modellista1
トヨタ・エスクァイア:全長4695/全幅1695/全高1825
エスクァイアの方が一回り小さくなっています。特に全幅は100mm(10cm)近く小さくなってます。小さい分初めて車を運転する方などにはお勧めです。
三菱・新型デリカD:5の方が全長が105mm長く、全幅が100mm大きいです。
このため、エスクァイアより新型デリカD:5の方が車内空間が広くとられており、快適に移動ができます。
また、回転半径はエスクァイアが5.5m、三菱・新型デリカD:5が5.6mで新型デリカD:5の方が大きいわりに、エスクァイアと同じくらい小回りが利きます。女性でも比較的楽に運転できます。
というわけで大きさでは三菱・新型デリカD:5に軍配が上がります。
【三菱・新型デリカD5】VS【エスクァイア】 燃費比較!
〇JC08モード
三菱・新型デリカD:5:13.6km/L
トヨタ・エスクァイア(ハイブリッド):22.8km/L
トヨタ・エスクァイア(ガソリン):記載なし
〇WLTCモード
三菱・新型デリカD:5
WLTCモード12.6km/L
市街地モード10.1km/L
郊外モード12.6km/L
高速道路モード14.1km/L
トヨタ・エスクァイア(ハイブリッド):19.8km/L
トヨタ・エスクァイア(ガソリン)(4WD):12.6km/L
WLTCモードで比較した際、エスクァイア(ハイブリッド)の方が19.0km/Lでガソリンモデルや三菱新型デリカD:5よりも燃費が良くなっています。
プリウスをはじめ、トヨタの伝統であるハイブリッドのシステムが、日本のストップ&ゴーにうまく機能していることがうかがえます。
一方でエスクァイアのガソリンモデル(4WD)は三菱・新型デリカD:5と同等の燃費になっています。
ということで燃費ではトヨタ・エスクァイアのハイブリッドに軍配。
【三菱・新型デリカD5】VS【エスクァイア】 まとめ
出典:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/grade/index.html
三菱・新型デリカD:5とトヨタ・エスクァイアを比較しました。
価格:トヨタ・エスクァイア(ガソリン)に軍配。
大きさ:三菱・新型デリカD:5に軍配。
燃費:トヨタ・エスクァイア(ハイブリッド)に軍配。
その中で、燃費について記載しましたが、この値はあくまでも一例で、ユーザーの運転方法によって燃費は変わってきます。
車を選ぶ際は燃費よりもその車でどんなわくわくすることができるかイメージするといいかもしれませんね。
また、なんといっても三菱・新型デリカD:5の強みはアウトドアに向いている点です。
パジェロ譲りの高剛性な斜体と4WD、ディーゼルエンジンでどんな山道でも入っていけます。
そして冬、雪が降っても電子制御で4輪を車がコントロールしてくれるので、より安全に走ることができます。
また、ハンドルやシートにヒーターが搭載されており、外は寒
くても車の中は暖かく過ごせるように設計されています。
三菱・新型デリカD:5を選ぶことで、家族や友人と夏はキャン
プやグランピング、冬はスキーやスノボに出かける際なども安全で快適に過ごせるでしょう。
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